アモン Ammon (ギリシア語)、アメン Amen (古代エジプト語)

 …「隠れた者、目に見えない者」。

  cf. 1922年、王家の谷から未盗掘の状態で発見された墳墓の若きファラオ、ツタンカ

  ーメン(トゥトアンクアメン) Tutankhamen は、「アメン(「隠れた者、目に見えな

  い者」)の生きた似姿」の意味。

   アンモナイト(古生代デボン紀から中生代に栄えた化石軟体動物で、巻き貝のよう

  な殻をもつ。英語で ammonite )は、この羊頭の神アモンの角に似ているのでラテン

  語で corn Ammonis 「アモンの角」と名付けられた。

   アンモニア(オランダ語で ammonia )は、ラテン語の sal ammoniacum 「アモン

  の塩」(リビアのアモン神殿の近くに産する塩化アンモニウム)に由来。